2010年05月18日

2010年5月配信分 心が折れた時には




嫌な事が重なったら、心が折れてしまいそうになる。

折れてしまうだけならまだ軽傷。

時には心に突き刺さって錆びついて重傷になる。



足元に転がる拾い上げた釘はまさにそれ。

折れ曲がって錆びついて。

普通ならスクラップ行きである。



若い頃、心が渇くと、馴染みの店で、金も無いのに浴びるほど飲んだ。

今は、あの頃よりかは、ポケットに詰め込んだ金は増えた。

けれど、腹を空かせた魂のやり場が見付からない。

そんな時はその店に行く。



久しぶりにも関わらず、まるで毎日会っているかの様な、温かな空気で包み込む。

マスターが差し出すカクテルは「ラスティ・ネイル」(錆びた釘)



スコッチウィスキー 45ml

ドランブイ 15ml



「ドランブイ」とはゲール語で“満足の酒”という意味。

折れた釘は伸ばせば良い。

錆びたなら磨けばまた輝る。

単にそれだけのこと。

それを、繰り返すだけのこと。




posted by DO ART !! エッセイ集 at 00:00| Comment(0) | 坂本のサルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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