2012年01月18日

2012年1月配信分 小豆粥




1月15日、小正月。

早朝。

まだ薄暗い中、風花が舞う。

ほころびた臘梅も雪を頭に乗せ、じっと我慢の様子。

暖房を点けてない部屋は息が白い。



小正月には、

昔ながらの習わしがある。

小豆粥。

小豆と餅をお粥の中にいれたものを食べるのである。

一年間の邪気を払い、万病を除くと言われる、平安時代から習わしである。



小豆粥を京風に言うと

「あずのおかいさん」

柔らかで、温もりを連想させる。

寒さの中、温かな粥。

食べる前に、

お椀を両手で持ち、手を温める。

そして、

季節を感じながら食す。



昔ならこの日が成人式。

小正月の別名に若正月と言うところから来てるのだろうか。

また、どんど焼きをする地域も多いだろう。

この日までにいろんな行事をし、正月気分を一掃したのかも知れない。

こうした年中行事は、

近代社会においては、

年々無くなって来てるのかもしれない。

別に、七草粥や小豆粥で無病息災を祈らなくても、

しめ飾りなどはどんど焼きにせず、ゴミ箱に捨てることもあるだろう。

しかし、

こうした節目節目に、

季節や節季を感じる食べ物や行事をすることによって、

少しだが、生活にめり張りが出来るように思われる。

季節を大切にし、

無病息災を祈る日本の年中行事。

自然と共に生きてきた古人の知恵と感謝の現れなのだろう。




ラベル:小豆粥
posted by DO ART !! エッセイ集 at 00:00| Comment(0) | 坂本のサルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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