2012年09月18日

2012年9月配信分 藤袴



秋晴れ。

陽射しは温かいが、風が冷たい。

今日の松風庵は穏やかに時間が過ぎる。



扉と窓を全開にして松風庵に風を通す。

冷たい風が心地良い。

でも1時間も解放すると手が冷たくなる。

「暑さ寒さも彼岸まで」

とはよく言ったものだ。

夏に、どんなに気温が上がっても彼岸には気温が下がる。



天神山松風庵では、

秋の花が主役の座を奪う。

藤袴(フジバカマ)。

つぼみの姿で時を待つ。

彼岸花、萩、オオイヌノフグリと咲き、

自分も咲くか咲くまいか躊躇しているかの様。

咲けば香しい。

平安の世には匂袋に用いられた。

自分が帰った後も、想い人と残り香として共にいられる様に。

また、毎年秋がくれば、愛しい人に自分を思い出してもらえるように、

そんな願いを知るかのように可憐に咲く。

また、藤袴を求めて飛び回る美しい蝶、アサギマダラは、

女性のもとを渡り歩く光源氏とでも言おうか。

あと少し。

松風庵の藤袴が見頃をむかえる。





藤袴の花言葉は

「ためらい」「遅延」「躊躇」「あの日を思い出す」「優しい思い出」


ラベル:藤袴
posted by DO ART !! エッセイ集 at 00:00| Comment(0) | 坂本のサルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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