2014年10月18日

2014年10月配信分 白キツネの丘の大惨事



天神山松風庵。

その昔、この山には天神様が祭ってあった。

通尾天神。

いまでは近くの倭神社で祭られている。

白いキツネも今は御神体ではなくただの気の弱い抜け殻である。

その白いキツネを、亡き祖父は庭の築山に置いた。

そして、最近、キツネの丘をスギゴケで覆ってやった。

冬の寒さ、夏の暑さに耐え、すくすくと伸び、フワフワ状態になった。

度々、鹿が足跡を付け、白キツネも蹴飛ばされるが、無事ではあった。

ところが事件は起こった。

築山のスギゴケは全てむくられ、白キツネはKO状態。

「やられました」

苦笑いしながら白キツネの声が聞こえる気がする。

自然相手なので仕方がない。

他にも

「なんとかしてよ」

との悲痛な叫びをしていたのは、

ハギ、竜のヒゲ、サツキ、ホトトギス、クチナシ、ツワブキとまだまだある。

山中にネットを張り巡らすわけにも行かない。

食べないようにと薬をまくわけにもいかない。

毎晩訪れるお客様。

一先ずは白キツネの保護にあたるしかなさそうだ。



posted by DO ART !! エッセイ集 at 00:00| Comment(0) | 坂本のサルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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