2015年03月18日

2015年3月配信分 馬酔木




この植物読み方は・・・「あしび」

植物の漢字は難しい。

花言葉は「二人で旅をしよう」



松風庵の庭ではただいま5分咲き。

梅も紅白咲いて傾いた太陽が日だまりを作る。

その日だまりをヤマガラがチョコチョコ。

雀くらいの大きさの鳥で、羽は灰色で胸元はオレンジ。

ゆっくりゆっくり時間が過ぎる。

自然界は毎年同じことを当たり前に繰り返す。

その大きな大きな流れに身体を預ける。

時の止まる瞬間がそこに産まれる。

「人間」は自然を切り崩し時を進めようとする。

でも、自分が話し掛ければ自然は時を止めてくれる。

「二人で旅をしよう」

旅先には時が止まる安らぎも必要なのかも知れない。



ラベル:馬酔木
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2015年02月18日

2015年2月配信分 聖燭祭




2月2日。

この日はフランスでは聖母マリアのお清めの日。(シャンドルール・聖燭祭)

この日で、クリスマスが終わる。クリスマスは実はこんなに長いイベントだったのだ。

キリスト教徒でない私はインターネットを見て驚いた。

日本的に言えば、正月のしめ飾りなどを小正月に「どんど焼き」するようなものだろう。



またこの日、人々はクレープを焼いた。

昔はクレープ(絹のようなもの)ではなく、ガレットと呼ばれたそば粉を使ったものだった。



クレープでその年の運勢を占う。

その占いの方法は焼き方にある。

右手にはフライパンの柄を、左手にコインを持って、
焼きあがったクレープを空中にほうり上げ、うまくひっくり返して、
もとのフライパンに戻れば、今年一年幸運に恵まれるといったものだ。


ちょっとお洒落な占い方法。

成功させるためには、日頃練習(?)がものを言うかもしれない。

つまり受け取り方によれば、幸運を引き寄せるには日頃の練習、努力が必要とも言える。



古代ローマではこの日に春の訪れを祝い、また作物の豊作を祈ったらしい。

どの国も、

いつの時代も、

特に緯度の高いヨーロッパでは長い冬の間、弱っていた太陽が元気を取り戻し始める時期。

「春の訪れ」には特別な思いを重ね合わせ、迎えるのだろう。

ラベル:聖燭祭
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2015年01月18日

2015年1月配信分 神を貫く銃弾



みんなそれぞれ

信じる神がいる

神が違えば

それは悪なのか。

あなたの神は

それを滅ぼせというのか





異国に渡り

白衣をまとう

命を救い続ける彼等こそ

「神」

なのに、

銃弾は神を貫いた



流れ星のように

きらめく光

オレンジ色の美しい炎

神は

罪無き魂を天に呼び戻す



無力なほど、

なす術もなく失われてゆく命

ただ黙って見送るしかない



叫び声を上げたくなるような映像

白衣の神は

冷静に気丈に振る舞う

限られた状況の中

持てる技術を駆使し

命を救い続ける

しかし

彼等をもまた例外なく

銃弾が襲う





争いたい者達は

どこか遠く

砂漠の真ん中で

思う存分やればいい

平和を望む者達が

いつまでも

いつまでも

悲しみの井戸を掘り続けなくて良いように




みんなそれぞれ

信じる神がいる

神が違えば

それは悪なのか。

あなたの神は

それを滅ぼせというのか


争いたい者達は

どこか遠く

砂漠の真ん中で

思う存分やればいい


やられたから

やり返す

いつまで続くのか

下等な思考

そこによだれを垂らし

絡み付く戦争ビジネス


彼等の信じる神は

いつの間にか

そこにはいない

嘲笑う死神と悪魔が

支配しているのに気付かないでいる



異国に渡った

白衣の神は

命を救い続ける

なのに、

銃弾は神を貫いた



狂気と正気が入れ代わる

狂気と正気が入れ代わる

祈っても

祈っても

祈っても

祈っても




銃弾が神を貫いても

新たな神が

海を渡る

また

銃弾が神を貫いても

新たな神が

海を渡る

消えそうな命を

一つでも多く救うために

ラベル:神を貫く銃弾
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